自転車用フロアポンプのおすすめ8メーカー|上級者まで満足できる一品は?

自転車を購入したら必ず揃えるべきアイテム。それが「フロアポンプ(=空気入れ)」です。ポンプには「据え置きタイプ」と「携帯タイプ」がありますが、フロアポンプは「据え置き型」になります。

フロアポンプは空気の注入方法も「手押し式」「電動式」「ステップ式」と複数あります。「気圧計」は必須ですし、「バルブ形状」も非常に重要なので購入の際には注意が必要です。

フロアポンプは安いものなら2,000円ほどでも購入可能です。自転車乗りならフロアポンプは購入しておきましょう。今回は、フロアタイプのポンプのオススメ品を紹介します。

フロアポンプのスペック表

※未表示は右にスクロールで確認できます。

メーカー 製品名 価格(税抜) 対応バルブ 圧力設定 ゲージタイプ フレーム素材 重量
パナレーサー BFP-04AGA2 ¥3,704 英・米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ アルミ 1.7kg
パナレーサー BFP-PSAR1 ¥1,933 英・米・仏 700kPa(約100psi) なし 樹脂 1.2kg
パナレーサー BFP-02AGEZ2 ¥4,700 英・米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ アルミ 1.0kg
シマノ PRO R20RPU0080X ¥3,500 米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ スチール 1.36kg
シマノ PRO R20RPU0083X ¥6,200 英・米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ スチール
シマノ PRO R20RPU0084X ¥9,500 米・仏 1,500kPa(220psi) アナログ スチール 1.5kg
ゼファール プロファイルマックスFP60 ¥6,200 英・米・仏 約1,200kPa(174psi) アナログ アルミ 1.1kg
ゼファール プロファイルマックスFP70 ¥10,500 米・仏 約1,400kPa(205psi) アナログ アルミ 1.8kg
ファブリック ストラスフィア スポーツ ¥4,000 米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ 1.2kg
ファブリック ストラスフィア プロ ¥13,000 米・仏 約970kPa(140psi) アナログ アルミ
トピーク ジョーブロー ターボPPF04700 ¥7,700 英・米・仏 1,100kPa(160psi) アナログ アルミ 1.45kg
トピーク ジョーブロー ツインターボ ¥22,000 米・仏 約1,380kPa(200psi) アナログ アルミ 3.8kg
エアエース インフィニティーDG ¥16,800 米・仏 約1,650kPa(240psi) デジタル アルミ 2.14kg
GIYO GF12 ¥7,820 米・仏 約1,800kPa(260psi) アナログ アルミ 1.48kg
GIYO GF14 ¥12,000 英・米・仏 1,100kPa(160psi) デジタル アルミ 1.6kg
SKS AIRSTEP ¥12,000 英・米・仏 700kPa(約100psi) アナログ アルミ

パナレーサー:BFP-04AGA2/BFP-PSAR1

必要最低限の性能を持ったリーズナブルなフロアポンプを探しているなら、パナレーサーのフロアポンプがおススメです。

パナレーサーの「BFP-04AGA2」と「BFP-PSAR1」は、どちらも空気を入れるポンピングがとても軽いことで定評があります。「BFP-04AGA2」は頑丈なアルミ製ボディで、さらにアダプターを交換しなくても米、仏式バルブに対応するオートヘッドを備えています。

1100kPa(160psi)まで空気を注入できるので、本格的なスポーツサイクルにも対応できます。ただ、付属の空気圧ゲージはやや精度に難ありなので参考程度にしたほうが良いでしょう。

「BFP-PSAR1」は「BFP-04AGA2」より一回り小型で、小柄な体格の方でも体重がかけやすくなっています。またボディを樹脂製にすることで軽量化されており、取り回しが簡単なのもメリットです。

ただ「BFP-PSAR1」には空気圧ゲージが付いていないため、厳密な空気圧管理は難しいです。また700kPa(約100psi)までしか注入できないため、空気注入にこだわるならもっとグレードの高いフロアポンプをおススメします。

BFP-02AGEZ2

パナレーサーの2019年にモデルチェンジしたフロアポンプ。バルブがワンタッチタイプというのが最大の特徴。通常はバルブヘッドに固定レバーが付いていますが、「BFP-02AGEZ2」にはそれがなく、ヘッド部分をバルブに差し込むだけでOKです。

取り外しもワンタッチなので非常に楽!エアリリースボタンもバルブゲージの下に付いているので、空気圧が高すぎる場合は微調整も可能です。

シマノ:PRO R20RPU0061X/USP43214/R20RPU0084X

シマノのフロアポンプはリーズナブルな順に「ツーリング、パフォーマンス、チーム」の3種類が展開されています。それぞれ大型で視認性に優れた空気圧ゲージを足元に配置し、出っ張りの少ないスッキリしたデザインとなっています。

ポンプの底部はサイズが大きいため安定感がありますし、全高が65cmと女性でも扱いやすいサイズなのもポイントです。

ツーリング

  • 「EZスナップロックヘッド」ではなく、通常の口金
  • 米・仏式バルブに対応(切り替えるためには、口金の内部をいじる必要あり)
  • 最大空気圧は1,100kPa(160psi)

パフォーマンス

  • 片手で操作でき、ワンプッシュでバルブから着脱できる「EZスナップロックヘッド」を採用
  • 米・仏式バルブに対応し、シマノ製フロアポンプで唯一英式バルブに対応したアダプターも付属
  • 最大空気圧は1,100kPa(160psi)

チーム

  • 片手で操作でき、ワンプッシュでバルブから着脱できる「EZスナップロックヘッド」を採用
  • ラージバレルを採用し、シマノ製フロアポンプでは最大となる1,500kPa(220psi)まで注入可能
  • 米・仏式バルブに対応

「EZスナップロックヘッド」はバルブから取り外す時もワンプッシュ、着脱に苦労せずに済むのでとても便利です。

ゼファール:プロファイルマックスFP70/60

ゼファールの前身となるプトレ=モラン社は、世界ではじめて仏式バルブを開発した企業です。そんな老舗自転車企業が開発したフロアポンプが「EP60」と「EP70」です。

どちらも大型で視認性に優れた空気圧ゲージを足元に配置しています。また大き目のバレルを活かし、一度に大量の空気を注入しやすいようになっています。その代り、身長が低い方だと少しポンピングがしにくいかもしれないので注意が必要です。

EP60

  • 空気圧ゲージに拡大レンズを採用しているため、くっきりと目盛りを確認することができる
  • ワンタッチで仏式から英式、米式へ変換が可能な“Z switch”システムを搭載
  • 最大空気圧は約1,200kPa(174psi)
  • 全高67cm

EP70

  • 全高71cmの大型バレルで、一度に大量の空気を注入可能
  • 最大空気圧は約1,400kPa(205psi)
  • 米・仏式バルブに対応

利便性を取るならEP60、空気の入れやすさを重視するならEP70がおススメです。

ファブリック:ストラスフィアスポーツ/プロ

デザインにもこだわったフロアポンプを探しているなら、イギリスのファブリック製のフロアポンプがおススメです。どのポンプも落ち着いた色彩で、丸みを帯びた可愛らしいデザインが目を引きます。とくに高級モデルは、屋内にインテリアとして飾ることもできるレベル。

機能面もしっかりしており、口金は米・仏式バルブに対応し、ホースが長めに取られていて作業性も高くなっています。

リーズナブルな価格帯のスポーツは最大で1100kPa(160psi)まで空気注入ができ、本格的なスポーツサイクルでも問題なく対応できます。また高容量チェンバーの強みを活かし、一度に大量の空気を注入できることもポイントです。

高価格帯のプロは最大空気圧こそ約970kPa(140psi)と控えめですが、ハンドルと台座に木材を用いて高級感あふれる雰囲気になっています。

アルミの質感を活かしたバレルとポリッシュ仕上げのロゴがとてもオシャレで、ほかのブランドにはないスタイリッシュな外観です。また全高が61cmと低めに抑えられているため、小柄な方でも楽に扱うことができます。

トピーク:ジョーブローターボPPF04700/ツインターボ

トピークのフロアポンプは、トピークらしい実用性あふれる設計が特徴です。

ジョーブローターボは最大空気圧が1100kPa(160psi)となり、”スマートヘッドサムロック”を採用することで、切り替え無しで米・仏式バルブに対応。もちろん英式バルブに対応したアダプターも付属するので、どの形式のバルブでも扱えます。

またスマートヘッドや空気圧ゲージにエアリリースボタンを備え、微妙な空気圧調整も簡単に行うことができます。

押し引き両方で空気吸入ができる「ツインターボ」

そしてジョブローツインターボは”ツインターボテクノロジー”を採用し、押し引き両方の動作で空気を充填することで従来のポンプより40%程度の効率化を実現しています。

これにより他社製品をはるかにしのぐポンピング性能を誇るため、ツインターボなら空気入れ作業がとても楽になります。

ツインターボは最大空気圧が約1,380kPa(200psi)となり、対応するバルブは米・仏式バルブです。口金部分にはエアリリースボタンを備え機能面はバッチリです。ただシリンダーが2本あるため重量は3.8kgとかなり重く、全高も72cmと女性が扱うのは難しいサイズです。

エアエース:インフィニティーDG

エアレースは、2007年に創業したばかりの新興自転車ブランドです。そして「インフィニティーDG」は、そんなエアレースらしい未来型のフロアポンプとなっています。

最大の特徴は、ポンプ上部に設置された大型のLEDディスプレイ。空気圧が一目でわかりますし、事前に空気圧を設定しておけば、その数値に達するとパネル全体が点滅して通知してくれます。

また口金部にエアリリースボタンを備えているため、こまかい空気圧の調整もカンタンです。デジタルの強みと共に、空気圧にこだわりたい方にはうってつけのフロアポンプです。

バルブは米・仏式バルブに対応し、最大で約1,650kPa(240psi)まで空気注入できる大容量を活かし、ポンピングも比較的簡単に行うことができるのもポイントです。ただ重量が2.14kgとやや重く、全高も75cmなので女性が扱うのは大変です。

GIYO:GF12/GF14

台湾の世界的に有名なポンプメーカーGIYOの「GF12」はトラック競技にも対応した強力なフロアポンプです。

最大で約1,800kPa(260psi)まで空気注入が可能で、大型バレルを活かしてポンピング性能も優れています。さらに口金は自動的に米・仏式バルブに対応する“クレバーバブル”を採用、エアリリースボタンもしっかり備えて機能面もしっかりしています。一方で全高は77cmもあるため、ある程度身長がないと扱いにくいのはマイナスポイントです。

またGIYOの「GF14D」はLEDディスプレイを備え、一目で正確な空気圧を把握できます。また事前に空気圧を設定しておけば、その数値に達するとパネル全体が点滅して教えてくれます。

最大空気圧は1100kPa(160psi)、“クレバーツインバブル”はアタッチメントを入れ替えるだけで英・米・仏式バルブに対応します(ただし、英式バルブの場合は空気圧が正しく表示されません)。

エアリリースボタンもついているので、細かな空気圧調整もカンタン。欠点はその大きさ。全高が79cmもあり、身長がないと扱いにくいので購入の際は注意してください。

SKS:AIRSTEP

ありそうでなかった圧力ゲージ付きの「足踏み式」のフロアポンプ。手押し式のフロアポンプでは一般品で十数回も体重をかけ続けないといけませんが、足踏み式なので踏むだけで済みます。

最大気圧が7気圧とフロアポンプの中では低い部類ですが、収納場所もコンパクトで済むので楽したい人におすすめです。

まとめ

フロアポンプも「空気圧ゲージの表示方法」や「空気の注入方式」「素材」「デザイン」など、こだわりだすと様々なタイプがあります。初心者がフロアポンプを購入する際には、最低限以下の条件は揃えるものを購入しましょう。

  • バルブ形状が自分の自転車に合っている
  • 空気圧計がある

これがないと、空気を入れることができないことはもちろん、タイヤが必要な空気を注入することができず、パンクなどのトラブルの原因となります。